経皮作用について

精油をマッサージに使ったり、アロマポットで香りを焚いたりして、リラックスや身体機能の回復のために利用する方法があります。

 
精油が体へ取り込まれる経路は大きく分けて4つあります。まず第一に、嗅覚から脳へ伝わる経路、第二に呼吸器から血液循環によって体全身へ伝わる経路、第三に皮膚から血液循環によって全身に伝わる経路、第四に消化器から血液循環によって全身に伝わる経路です。

 
第三の皮膚からの経路は意外かもしれません。ということは、毎日の化粧品も肌から体全体へと伝わっているということです。下手な化粧品を選ぶと、肌だけでなく、体全体にも影響をきたしてしまう可能性があるので要注意です。

 
それではなぜ、皮膚から全身へ回るかというと、人間の皮膚は、上から順に、表皮、真皮、皮下組織という層の構造になっています。

 
通常、表皮が外部からのバリア機能を果たしていますが、精油をトリートメントオイルとして塗ると、精油は分子が小さいので、そのバリアゾーンを通り抜けて真皮に浸透、さらに、リンパ管や毛細血管にも浸透し、最終的に血液を通して全身に成分が到達するのです。このように、精油の成分や化粧品などが皮膚を介して体に吸収されることを経皮吸収といいます。

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